講義「遺伝子って何?」  平成29年1月26日

酪農学園大学獣医学群獣医生化学ユニット准教授の岩野英知先生にご講義いただきました。自己紹介から講義がスタート、鹿児島出身とのこと。最初に「生命は設計図をもったシステムである」とのお話で、設計図とは遺伝子のこと、その遺伝子の使い方から変化が起き進化が進み、あるいはガンが起きるということを、アメリカヒメガエルを例に説明。続いて遺伝子について、その成分や大きさ、そして飲酒の強さ、弱さを例に遺伝子の働きについて説明されました。たった1つの遺伝子の違いでお酒に強いか弱いかが決まるというお話に、学園の皆さんも驚いていました。講義の後半は、生物の進化と遺伝子の関係について説明。「進化の歴史は絶滅の歴史」というご指摘はなるほどと思いました。最後はガンと、特に薬剤耐性菌に対し有効なバクテリオファージを取り上げ、近年の獣医学での新しい取組みを説明。また大学で小学生を対象として「次世代の産業動物獣医師を育てる」学習活動も紹介していただきました。遺伝子について改めて興味を抱いたご講義でした。

出前講座「振り込め詐欺の被害を防ぐために」 平成29年1月19日

札幌市市民まちづくり局地域振興部区政課主査の出村憲史氏にご講義いただきました。札幌市の概要からスタートし、刑法犯の認知件数については、毎年少しずつ減少しているとのこと。けれども特殊詐欺の被害は相変わらず続いており、「自分は被害に遭わない」との思い込みが、被害がなくならない原因であるとのこと。中でも65歳以上の方の被害が70%を超え、内女性の被害が70%以上とのデータに学園生の皆さんも驚いた様子でした。振り込め詐欺の被害にあわないためには、①電話、②もうけ話・トラブル解決、③お金の3つのキーワードを心に留めて対応することが大事だと学習したご講義でした。

講義「持続可能な社会を目指して~身近な化学から地球環境を考えよう~」 平成29年1月12日

創造学園41期教養科の3学期が本日スタート。最初の講義は、北海道大学大学院地球環境科学研究院教授神谷裕一先生でした。環境問題の解決に向けて、資源の問題と環境汚染の問題の2つの柱でご講義が進められました。資源の問題では、化石燃料、特に石油の枯渇について、油田の発見と採掘技術の進歩で、150年は枯渇の心配はないとのことですが、経済や汚染を考えると再生可能エネルギーの利用は、日本が進まざるを得ない道とのこと。しかし、再生可能エネルギーの利用も簡単なことではなく、長期的に考え、本当に環境に優しい方策を立てることが大切であるとの結論でした。新年早々でしたが、日本の未来について考えさせられた講義でした。

講義「食事で健康!知って得する栄養学~元気になる食事~」 平成28年12月22日

札幌徳洲会病院管理栄養士の山元美惠子先生にご講義いただきました。平均寿命と健康寿命のお話から講義はスタート。高血圧症などの病気とその原因のお話から、どんな食事が体に良いか、食べ方はどうか、なぜ塩分を控えめにしなければいけないか、などユーモア溢れる語り口で、皆さん楽しくまた真剣に伺いました。そして最後に、今後は「低GI食品」=ブドウ糖の分解を抑える、あるいは0にする食品に注目することとして講義は終了しました。健康と食事の関係を深く考える機会になったご講義でした。

講義「体幹ストレッチで健やか人生」 平成28年12月15日

札幌生涯学習インストラクターの会 嘉指 毅先生にストレッチを教えていただきました。最初はストレッチを習慣にしましょうというお話からスタート。今の健康を続けること。体を動かす習慣づけ。体幹を鍛えるという3つを柱に、さっそく実践に入りました。1つ目はイスに座ったままで腰割のストレッチ、続いて体幹ストレッチ。休憩をはさんで、立って行うストレッチ、最後は寝て行うストレッチでした。上手くできないで、途中から見ている方もいて、そのたびに先生からは、どこの筋肉が衰えているという指摘があり、苦笑い。楽しくストレッチを学びました。

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講義「孤立をなくす地域を目指して!あなたも地域見守りサポーターに」 平成28年12月8日

札幌市豊平区社会福祉協議会事務局次長の髙谷亮介氏に「地域見守りサポーター養成講座」としてお話しいただきました。全国的な高齢化の問題から講義がスタートし、地域社会を取り巻く環境の変化で、超高齢社会は喜ばしいことながら、一方で少子化、核家族化によりこのまま放置すると、孤独死・孤立死、認知症、虐待事件、消費者被害の増加につながること。そのために札幌市では地域福祉社会計画を推進しており、その計画に基づいて社会福祉協議会の「見守り」活動が行われているとのことです。後半は、「見守り」の実際についてお話しいただきました。サポーターにならなくても、地域で暮らす人々が、お互いを気に掛ける役割を持ち、やさしいまちづくりにつながるという締めの言葉が印象的でした。

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講義「蝦夷地の古地図と地名」  平成28年12月1日

古地図研究家の打田元輝先生にご講義いただきました。講義では大量の古地図を持ち込んで、一枚ごとに開設してくださいました。最初は蝦夷地が全く載っていない地図に始まり、今とは似ても似つかない形に描かれた地図、そして少しずつ現在に近い形に描かれたものに変わっていく古地図は、たいへん魅力的でした。そこには、近藤重蔵や間宮林蔵、伊能忠敬などの努力の成果が結集していることを学園の皆さんも感じていました。最後は札幌の地名をアイヌ語と照らし合わせたお話で終了しました。古地図と地名で、古の北海道に思いを馳せたご講義でした。

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講義「転んでケガをしないようにするには?~運動から用具の紹介まで~」 平成28年11月24日

北海道医療大学リハビリテーション科学部教授の鈴木英樹先生にご講義いただきました。超高齢社会のお話からスタート。国の施策は健康寿命を延ばすことを目的としていること、その中で、高齢者が寝たきりになる原因の中で転倒による骨折が第4位に位置していることを指摘され、その対応を考えていくのが本日の講義の中心でした。どんな人が転びやすいか、その対策は?として、筋力が弱まっている人、バランスが悪くなっている人だとのこと。それを調べるテストを学園の皆さんも体験しました。また家庭で手軽にできる簡単な体操を練習し、転倒骨折を防ぐ用具も見せていただきました。講義の最後には、医療大学の4年生の方が参加、健康や運動に関するアンケート調査に学園の皆さんが協力しました。厳冬期に向けて、改めて「転倒」に関心を深めたご講義でした。

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視察研修「道立文書館と道警本部見学」  平成28年11月17日  

創造学園41期教養科の皆さんが、本年度最後の視察研修を実施しました。氷点下に近いあいにくの寒さの中、北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)前に集合したのは、60名の皆さんでした。観光ボランティアガイド3名に案内され、史跡「旧開拓使本庁舎跡」見学からスタートし、文書館内をくまなく見学しました。続いて、北海道警察本部に移動。今度は道警職員の方の案内で、警察官の制服の変遷をたどる展示や交通管制センターなどを見学。最後は、展示されていたかつて使われていた白バイに乗った方もいて、楽しい視察となりました。

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講義「歌と絵手紙で綴る札幌の文化財」  平成28年11月10日

北海道教育大学岩見沢校の田山修三先生にご講義いただきました。朝の会では学園歌を伴奏をしていただき、講義では、最初に札幌市内の小学校で校長先生として勤務されていた時に児童を描いた絵手紙をご披露くださり、続いて「ふるさと」「どんぐりころころ」「好きですサッポロ」「青い山脈」を全員で歌い、それらの歌にまつわる札幌の文化財や木、花などのお話を絵手紙とともに説明。後半も「時計台の鐘」「恋の町札幌」「高校三年生」「母さんの歌」を歌い、文化財としては、八窓庵、赤れんが庁舎、開拓使本庁舎、豊平館、清華亭などのお話をお聞きしました。どの絵手紙も見事で、また歌を元気に歌い、手品もあり、文化財のお話もと、学園の皆さんがたいへん満足したご講義でした。

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