講義:蝦夷地の古地図            平成30年10月4日

古地図研究家の打田元輝先生にご講義いただきました。講義ではたくさんの古地図を持ち込んで、一枚ごとに解説してくださいました。最初は蝦夷地が全く載っていない地図に始まり、今とは似ても似つかない形に描かれた地図、そして少しずつ現在に近い形に描かれたものに変わっていく古地図は、たいへん魅力的でした。そこには、伊能忠敬、間宮林蔵などの努力の成果が結集していることを学園生も感じていました。今年は、「北海道150年」の記念の年で、その北海道命名に関わるお話も聞けました。蝦夷地の古地図とそれにかかわる人たちから、古の北海道に思いを馳せたご講義でした。

講師の方と諸地図の様子を撮影した写真講義の様子を研修室の後ろから撮影した写真講義の様子を、前の方で撮影した写真講師の先生が地図をさして説明している様子を撮影した写真