講義:豊平区の地形地質は支笏火山の贈り物  平成30年2月1日

山の手博物館理事の若松幹男先生にご講義いただきました。地球の成り立ちから始まり、豊平区の地質のお話と講義が展開しました。古い時代の泥岩や砂岩、粘土層、豊平川扇状地堆積物の上に支笏火山の堆積物が重なっているとのことです。続いて支笏火山の話になり、5万5千年前に始まり100年前までの噴火まで、支笏湖が今の形になる過程を説明していただきました。休憩をはさんで支笏湖周辺についての「よもやま話」も伺いました。分かりやすい図説や多くの具体的な提示で、終始学園生をひきつける話でした。地質を研究され、またその知識を小学生に伝えていらっしゃる先生の、これまでの実績を感じた楽しいご講義でした。

講義の様子を後ろから撮影した写真講義の様子を斜め後ろから撮影した写真講義の様子を後ろから撮影した写真講師のすぐ後ろから学園生を撮影した写真